カナダは多民族、移民国家

高校という多感な時期。わざわざ日本を離れて海外の留学をすることは大きな決断です。英語の勉強はもちろんのこと、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

同じ費用と時間をかけた留学でも、事前に自分なりの目標を設定し、それに基づいた留学プランを立てていくことで、より多くのものを得られます。
ここでは数ある留学先の中でもカナダを選ぶ、お勧めポイントについて整理します。

カナダでの高校留学のポイント

移民に寛容な社会

1867年にヨーロッパ移民により建国されたカナダ。1971年政策の一つにDiversity（多様性）を掲げました。年間25万人の移民を受け入れ続け、今や、1500万人を超える移民が暮らしています。「移民は国を経済的に豊かにする」という考えのもと、移民に対してとても寛容であり、多国籍な国家です。

お互いをリスペクトする文化

外国人という立場の留学生にとってその国の人々が外国人にどのように接するかは気になるポイントの1つです。カナダは移民大国であり、様々なバックグランドを持つ人々が暮らしています。移民国家で一番大切なことはお互いを尊重して生活すること。
中高生も差別意識がないこの国で安心して滞在することができます。
このお互いをリスペクトするというマインドを学べるのは、これからグローバル社会へと羽ばたいていく中高生にとってカナダへ留学する大きなメリットと言えるでしょう。

広大な国土と豊かな自然

カナダは日本の25倍の国土を有する世界で2番目に大きな国です。90％の国民はアメリカとの国境沿いに居住していますが、森や自然公園、平原、海、湖と雄大な自然に恵まれています。
この自然を利用したスポーツも盛んで、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツだけでなく、場所によってはサーフィンやカヤックも楽しむことができます。

寒いイメージが強いカナダですが、バンクーバーやバンクーバー島等は比較的温暖な気候です。もちろん北部や内陸部は寒く、厳しい自然環境ですが留学先としてはメジャーではありません。

治安の良さ

カナダは他の留学先と比べると非常に治安が良く、穏やかな雰囲気で、海外は初めてという中高生でも安心して滞在することができる国です。

カナダの教育制度

学習到達度調査(PISA)のスコアによると、カナダは、読解力、科学、数学の3つ全てにおいて主要な英語圏ではトップで、非常に教育水準が高い国です。
これは品質が保証された授業をどの学校でも受けられるシステムが整っているからです。また、選択科目の種類も豊富で学生自身が興味のある分野を深く学ぶことも可能です。
移民の多いカナダでは英語のサポートクラスもしっかりしており、留学生も英語クラスで勉強しながら徐々に本科のプログラムへ合流することができます。この整えられたサポート体制もカナダが留学先として選ばれる大きな理由です。

カナダの教育制度について

滞在方法

公立の場合ホームステイが主流です。
私立学校でもホームステイを滞在方法としているところが多いです。
寮滞在は一部の私立学校と、公立校ではアルバータ州のゴールデンヒルズ学区で可能です。

一般的にはホームステイでの滞在か、生徒の親が一緒に渡航、現地に滞在するという方法になります。

滞在方法について

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